科研費基盤研究(A):イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究

イスラーム・ジェンダー学科研 第5回若手研究報告会

イスラーム・ジェンダー学科研 第5回若手研究報告会
「アブドゥルキャリーム・ソルーシュの女性をめぐる言説の変遷」(仮)

・日時:2023年12月13日(水)17:00-18:30
・場所:東京外国語大学本郷サテライト3階セミナールーム(zoomハイブリッド開催)

【報告概要】
 現代イラン知識人を代表する人物に、アブドゥルキャリーム・ソルーシュ(‘Abd al-Karīm Sorūsh, 1945-)がいる。現在はアメリカを拠点に活動しているソルーシュは、イラン・イスラーム共和国体制を批判している思想家として知られている。彼は1990年代から、クルアーンの新たな位置付けやイスラーム法再解釈に積極的に取り組んでおり、近年に至っては、クルアーンは預言者ムハンマドから生まれたという見解を示している。その一方でソルーシュの女性の権利に関しては、イスラーム法を回避した議論である、女性蔑視であるなどといった批判を受けてきた。本発表では、ソルーシュの女性をめぐる言説の変遷を、現代のイラン情勢も踏まえながら検討したい。

【プログラム】
司会:小野仁美(東京大学)

報告(17:00-18:00)
 報告者:村山木乃実(日本学術振興会特別研究員PD 東京大学)

コメント(18:00-18:10)
 コメンテーター:後藤絵美(東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所)

質疑応答(18:10-18:30)

[登録フォーム]https://forms.gle/Q3UmvZd2wYHQ5EXd9
※オンライン参加をご希望の方には、開催前日までにZoomリンクをご登録いただいたメールアドレスにお送りします。なお、会場参加にご変更の際は事務局までご連絡ください。
※会場参加をご希望の方はご連絡先の明記をお願いします。詳細についてはご登録いただいたメールアドレスに別途ご連絡差し上げます。また、オンライン参加にご変更の際はご連絡は不要です。

[主催]科研費基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究』(代表:長沢栄治)

[お問い合わせ先]イスラーム・ジェンダー学科研事務局 office★islam-gender.jp
※★は@に変更してください。