科研費基盤研究(A):イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究

第7回チャプレン研究会「英国におけるイスラームとムスリムチャプレン」

第7回チャプレン研究会「英国におけるイスラームとムスリムチャプレン」

 このたび、ムハンマド・マンスール・アリー Muhammad Mansur Ali氏(英カーディフ大学)による下記のセミナーを開催することとなりました。
 現代イスラームの家族や共同体やその指導制度に関心をもつ研究者にも、日本版チャプレンの確立を目指して実践する傾聴者にも学ぶところのおおい講演と期待されます。
 オンライン(Zoom)のみの開催です。みなさまのご参加をお待ちしております。

・Date & Time/日時:Tue Feb. 21, 2023  7:00-9:00 pm (JST)/2023年2月21日(火)19:00~21:00
・Venue/開催場所:Online オンライン(Zoom)
・Language/言語:English 英語(逐次通訳あり)

【Registration/お申込み】
Please register through the link below by Feb 19.
お申込みは2/19(24時)までにこちらから:https://forms.gle/gwVcki3pQS3BfrPt9

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【Program/プログラム】

19:00
Chair/司会:Kenta Kasai 葛西賢太(Sophia University 上智大学大学院実践宗教学研究科教員 )

19:05~20:25
Titie/講演タイトル:Muslim chaplaincy and Current Muslim life in the UK/英国におけるイスラームとムスリムチャプレン
Speaker/講演者:Muhammad Mansur Ali/ムハンマド・マンスール・アリー

20:25~21:00
Q&A/質疑応答

【講演概要】
 英国がかつて南アジアの諸国を植民地としていた関係から、現在、英国国内には多くのムスリム(イスラーム教徒)が数世代を重ねた英国市民として暮らし、社会の諸分野に行き渡っています。たとえば、現在のロンドン市長はムスリムです。このような中で、家族内の宗教の違い、生活習慣や人生儀礼をめぐる葛藤も生まれています。そして、イスラームとしての柔軟な対応を模索して、ムスリムチャプレンが公務員としても活動する時代になっています。もともとキリスト教由来の傾聴者であったチャプレンがどのようにして現代イスラームの文脈に採り入れられ、定着したのかを、Understanding Muslim Chaplaincy等の先駆的な共著のあるマンスール・アリ先生にお話しいただきます。

【ムハンマド・マンスール・アリ先生プロフィール】
 英カーディフ大学講師。歴史・考古学・宗教研究科に所属。イスラーム法(ハディース学)の専門家であり、また西欧近代におけるイスラームのあり方をその指導者の活動という見地から研究してきた。伝統的な指導者であるイマームに加え、近年活躍しているチャプレンという、イスラーム実践における新しい指導者のあり方への社会学的心理学的な関心をもっている。
 https://www.cardiff.ac.uk/people/view/72994-ali-muhammad-mansur

【共催】
・チャプレン研究会 https://chaplaincy-studies.blogspot.com/
・科研費基盤研究(A)イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(代表者:長沢栄治(東京外国語大学))http://islam-gender.jp/index.html

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※この会は学術的な目的で行われております。研究内容をじっくり聞き、客観的に吟味し、討議する、学術的環境の保持に協力頂けない場合は、ご退出頂くことがございます。