科研費基盤研究(A):イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究

オンライン研究会「パレスチナのちいさないとなみ―写真と文学・映画から」

オンライン研究会「パレスチナのちいさないとなみ―写真と文学・映画から」

 占領下のガザに対するイスラエルの大規模軍事攻撃は、5月21日に停戦となりました。ガザへの空爆が停止しても、根本的な問題は何一つ解決されていません。1948年に占領されたイスラエル領、1967年に占領された東エルサレム、西岸、ガザ地区では、ユダヤ人至上主義のアパルトヘイトと現在進行形の民族浄化のもとで、パレスチナ人は対等な人間性と自由を否定されています。しかし、占領による日常的な構造的暴力は、主流メディアではほとんど報道されません。
 また、報道されるガザの攻撃であっても、犠牲になった人々は「数」でしか表されません。でもその一人一人に人生があり、大事な人がいて、大切な営みがそこにありました。顔の見える一人一人として、パレスチナの人たちのことを考えるためのきっかけになればと、研究会を企画しました。パレスチナに暮らす人々の日々の暮らしとその息吹を、写真と文学・映画の力を借りて届けます。
 どなたでもご参加いただけます。ぜひふるってご参加ください。

日時:2021年7月22日(祝・木)19:00~21:00
会場:Zoomを用いたオンライン開催

◇司会:
 嶺崎 寛子(成蹊大学)
◇語り手:
 岡 真理(京都大学)
 「パレスチナの人々―文学と映画から」
 高橋 美香(写真家)
 「パレスチナのちいさないとなみ―写真から」

【登壇者紹介】
◆岡 真理(京都大学)
 現代アラブ文学、パレスチナ問題、第三世界フェミニズムを専門とする。著書に『ガザに地下鉄が走る日』(2018、みすず書房)『アラブ、祈りとしての文学』(2015年、みすず書房)『記憶・物語』(2000年、岩波書店)など。
◆高橋 美香(写真家)
 パレスチナに通い、パレスチナの人々と生活を共にし、人々の暮らしを写真とエッセイで伝える。著書に『パレスチナのちいさないとなみ』(皆川万葉と共著、2019、かもがわ出版)、『それでもパレスチナに木を植える』(2016、未来社)、『パレスチナ・そこにある日常』(2010、未来社)など。

【参加方法】
 ご参加希望の方は登録フォームまたはポスター内のQRコードよりお申し込みください。

【共催】
 ・科研費基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」グループ研究「ポスト紛争後の修復的正義とジェンダー」
 ・科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築」A03「移民・難民とコミュニティ形成」班  https://connectivity.aa-ken.jp/
 ・科研費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」
【問い合わせ先】
 イスラーム・ジェンダー学科研事務局( office@islam-gender.jp )