イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究
【基本情報】
・資金制度・研究費名:日本学術振興会科学研究費・基盤研究(A)
・研究代表者:長澤 榮治(東京大学)
・研究期間 :平成28年度~31年度(4年間)
本プロジェクトでは、イスラームにとってのジェンダー的公正とは何かという問いを軸に、文化・政治・開発などの諸側面に関する学際的研究を行っています。その際、
(1)従来、個別に行われてきたイスラーム関連地域のジェンダー研究をまとめ上げ、
(2)かつ広範囲の研究領域にジェンダー視点の導入を促進することで、
(3)イスラーム・ジェンダー学という新しい研究分野の構築に向けた基礎固めを
目的としています。
具体的には、全体集会や国際ワークショップ、公募によるグループ研究会を随時開催し、研究者の交流や研究の促進をはかっているほか、教育や家族といった身近なテーマによる公開セミナー、シンポジウム、学生向けの体験型の企画の実施などを通して、
知の社会還元とジェンダー的公正に向けた提言を行っています。
【研究代表者】
長澤 榮治(東京外国語大学)
【研究分担者】
岩崎 えり奈(上智大学)
臼杵 陽(日本女子大学)
岡 真理(京都大学)
黒木 英充(東京外国語大学)
後藤 絵美(東京大学)
小林 寧子(南山大学)
鷹木 恵子(桜美林大学)
竹村 和朗(高千穂大学)
鳥山 純子(立命館大学)
服部 美奈(名古屋大学)
松永 典子(早稲田大学)
嶺崎 寛子(愛知教育大学)
村上 薫(独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所)
森田 豊子(鹿児島大学)
山岸 智子(明治大学)
詳細:https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-16H01899/
【公募研究会】(2018-2019年度)
①「砂漠の探究者」を探して―女性たちと100年
② 開発とトランスナショナルな社会運動
③ イスラーム・中東における家族・親族の再考
④ フィールドから語るイスラーム、ジェンダー、セクシュアリティ
⑤ イスラーム圏における「ジェンダー化された暴力/苦悩」
⑥ 国際ジェンダー規範とイスラーム
⑦ イスラーム家族・女性関連法の運用実態
◆第1期 活動記録はこちら◆(バナーをクリックするとページが移動します)