科研費基盤研究(A):イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究

【第一期】明清史夏合宿2019

明清史夏合宿2019

日程:2019年8月26日(月)~28日(水)

場所:神奈川県三浦半島 マホロバマインズ三浦

今年の明清史夏合宿は、2019年8月26日(月)~28日(水)に、神奈川県三浦半島のマホロバマインズ三浦で行います。
詳細は明清史夏合宿2019案内をご覧ください。

なお、案内には夕食後の予定は記入してありませんが、例年通り、懇親会を行います。

案内をご覧の上、ご参加いただける方は、7月15日(月)までにエクセルファイルに入力の上、専用アドレス(mingqingshi2019@gmail.com)に添付してお送りください。

また、参加費のお振り込みは7月22日(月)までにお願いします。

今年も前半を若手の個別報告とし、後半は「明清史研究をジェンダー主流化する」をテーマとしたシンポジウムです。また昨年の台湾合宿の成果を発展させてさらに国際化を進め、運営も保育サービスを設けるなど、これまで以上に多様な方がともに議論できる明清史夏合宿となるように企図しています。

お近くの方で、メーリングリストに参加を希望される方がいらっしゃいましたら、専用アドレス(mingqingshi2019@gmail.com)または世話人までご連絡ください。

開催一か月前を目途にお申し込みいただいた方に最終案内を送信し、レジュメのダウンロードの方法をお知らせする予定です。

その他、ご質問・ご相談などありましたらご遠慮なく専用アドレスまたは世話人のいずれかにご連絡ください。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2019年6月
明清史夏合宿2019世話人
 小浜正子・佐々木愛・渡辺美季・五味知子・板橋暁子・岸本美緒

【プログラム】

8月26日(月)

13:00 受付開始(本合宿は現地集合・現地解散です)

14:00‐17:30 開会の辞、【個別報告パートⅠ】

1.宮古文尋(上智大学等非常勤講師)「「立憲」の交錯―集権と「地方自治」」
コメント:中村元哉(東京大学)
2.泉田浩子(東京外国語大学博士課程)「近世日本における北東アジア認識―明清交替期の韃靼漂流を中心として」
コメント:辻大和(横浜国立大学)

18:30 夕食

8月27日(火)

8:45‐11:55 【個別報告パートⅡ】

3.村田遼平(千葉大学博士課程)「清末における善堂の担い手とその動機」
コメント:小武海櫻子(学習院大学)
4.新井崇之(学振PD・筑波大学芸術系)「明朝の禁令が景徳鎮官窯の瓷器に与えた影響」
コメント:四日市康博(立教大学)

(昼食)

13:30‐17:30 【シンポジウム:明清史をジェンダー主流化するⅠ】

<ジェンダー視点で再考する明清社会>
趣旨説明 小浜正子(日本大学)
報告1 佐々木愛(島根大学)「中国家族法の原理再考―思想史の見地から」
報告2 黄麗君(中山大学)「乾隆皇帝的民人嬪妃」
黄報告まとめ  小川快之(国士舘大学)
海外研究動向紹介 五味知子(聖心女子大学)
報告3 Matthew H. Sommer, (Stanford University)
”Transgender and Official Panic in Qing Dynasty China”
     Sommer報告まとめ リンダ・グローブ(Harvard University)
コメント:上田信(立教大学)

18:30 夕食

8月28日(水)※本科研代表の長沢栄治先生がコメントなさいます。

8:30~11:30【シンポジウム:明清史をジェンダー主流化するⅡ】

<アジア史における血縁構造とジェンダーの比較検討>
報告4 前野利衣(学振SPD・早稲田大学)
「モンゴル遊牧民の血縁構造と近世モンゴルの女性たち」
報告4 豊岡康史(信州大学)「「嘉慶海賊」の中のジェンダー」
コメント:長沢栄治(東京外国語大学)「イスラームジェンダー研究から」

11:30~12:00 閉会の辞 解散